単語を知らなくても話せる

英語が話せる人には、
(少なくとも)2つタイプがあると思います。

一つは、英単語をたくさん知っている人です。

どんな文も、豊富な語彙を使って、
説明してしまうわけですね。

もう一つは、自分の英単語を使える人です。

どんな内容でも、自分の英単語を駆使して、
英文を作ってしまいます。

知らない単語があっても、
うまく説明して伝えてしてしまいます。

私は、語学でもっとも難しいことの一つは、

「単語を覚えること」

だと思っています。

年齢にもよりますが、歳を取るほど、
新しいことを記憶するのは難しくなりますね。

しかし、それとは対照的に、

細やかな表現力や、心配りの聞いた言葉は、
年齢を重ねるほど、磨かれていくことも感じています。

一つの英単語でも、英語表現でも、

それに、「ちょっと」、「とっても」などと
形容したり、

否定したり、反対の意味を使ったり、

主語を、「自分、相手、彼ら」にしたり、
人にしたり、モノにしたり

文の前後に説明を加えて、分かりやすい文脈にしたり

ちょっと工夫を加えることで、
結構多彩な内容を言えたりするものなんですね。

つまり、

言いたい日本語から英文を作るのでなく、
言いたい内容から英文を作れる

そんな力を身につけることで、

「暗記に縛られない自由な英会話」

を楽しむことができるわけですね。