単語を聞き取れるようになるには

まず、リスニングを勉強するときに意識してもらいたいことがあります。

それは、

リスニングの勉強は、発音も、そしてスピーキングも上達する、とうことです。

リスニング→発音→スピーキングは、それぞれに同時に効果が現れるので、この3つを同時に意識しながら、それぞれレベルが上がるように学習をするのです。

リスニング、発音、スピーキングのどれか一つが良くなるイメージでなく、3つ同時に良くなるようにイメージをします。

英語の音を聞き取るのに一番苦労することは、「音が聞こえない」ことでしょう。

「そんな話聞いたことが無い。そんなことはありえない」と思う方もいらっしゃると思います。

これは簡単な実験ですぐ理解できます。

リスニングの勉強には聴き取った文章をそのまま書き出してみる方法があります。

話しているテキストと見比べれば、「こういうふうには言ってない」と思う箇所が何箇所もあるはずです。

これは、自分の脳が、その音を間違って覚えているからです。

もしくはその音が脳に無いため、最初から雑音として、脳が受け取らないのですね。

ですから、まず、日本語に無い英語の音を脳に覚えさせることから始まります。

これだけでも数ヶ月から、数年かかる人もいるでしょう。

でも、これが出来ない限り、聴き取りは出来ませんのでまず、最初のうちにやるべきことです。

ゆっくりした英語も聞き取れない人はここから始めます。

聞き取れた単語は、意味=イメージがそのまま頭に浮かぶようになるまで慣れるようにします。

日本語に変換して意味に気付くのではなく、英語を聞いた瞬間にイメージが浮かぶようにします。

一つの単語でもここまで出来るのには数年かかるかもしれません。