ステップ2:「ガイジンと英語で話す」コツは、話す内容、ストーリーの組み立て
「話したいことがあるのだが、うまく話せない。」
ここまでくれば、一番大きな壁を突破しています。
それは、「ガイジン恐怖症」です。
ガイジンをみても、何とか「話そう・話したい」と思えれば、とたんに自分の世界がぐぅーんと広がります。
英語をうまく話せない理由は、内容が頭でグシャグシャ?
さて、「うまく話せない」理由はなんでしょう?
いくつかの理由があるかもしれませんが、ここでは、
話したいことがあるのだが、「頭の中がグシャグシャで、英語でどんなふうに言えばよいか、さっぱり分からなくなる」
というパターンを考えてみます。
これは、まだ、英語を話すとき英文を作るのに慣れていない人です。
本題に入る前に、ちょっと「日本人の友だちどうしの会話」を想像してみましょう。
ふだん、友だちと話す時は、「思いついた言葉」から、ポンポン話し始めますね。
そのうち、友だちも、「話題」が見えてきますので、お互い、ポンポンと言葉のやり取りをすることで、話が伝わっていきます。
が、しかし、英語では、こう簡単にはいきません。
「思いついた言葉」を英単語だけで口にしても、相手があなたの話が見えるまでにはかなり苦労します。
ですので、できるだけ、上手な文章・ストーリーで話したほうが、「急がば回れ」です。
日本人どうしの会話のようにはいきません。
単語を並べるだけでなく、がんばってストーリーを作ってみましょう。
英語を簡単に話すコツは、ストーリーの組み立て
「英語で話そうとすると、頭がグシャグシャになる」方。まずは、同じ事を、日本語で言ってみましょう。
例えば、あなたが、「銀座にいい店があった」ことをガイジンに教えてあげたいとします。
グシャグシャの例:
銀座のレストランに友だちと行って食事したんだけどすごく美味しくって店もきれいで安くて量も多くってとっても良かったの。イタリアンでランチだったんだけどコーヒーもついてて1000円なんて銀座ではすごいと思わない?
これを英語で言うのは、ちと、ムズカシイです。
英語を簡単に話すコツは、まず、ストーリーの組み立て。
実は、「日本語」で練習できるところが多いのです。
ストーリーが良く、簡単に英語で話せる例:
あなたに教えてあげたいことがあるの
銀座で良いレストランがあったの
友だちと先週、銀座で会ったの
彼女が良いレストランを知っていたの
イタリア料理で、ランチが1000円
量も多くて、美味しくて、コーヒーもついてたの
店もとても素敵だったわ
こんな感じです。
どうです、ずいぶん、ハードルが下がった気がしませんか?
英語で話すコツは、日本語に縛られない
英語はシンプルな方が好まれる場合が多いです。
言っている事がスパッと分かるようにします。
そして、英語で話す時のもう一つのコツは、日本語に縛られないようにすることです。
分からない英単語、表現でも、自分の知っている別の単語、簡単な言い方に置き換えて話してくださいね。
ちなみに、上の例には、いくつかのテクニックが含まれています。
よーく研究して、あなたの、「英語をらくぅーに話す」方法に利用してくださいね。
あなたに教えてあげたいことがあるの ← 注意を引きます
銀座で良いレストランがあったの ← 結論を述べます
友だちと先週、銀座に会ったの ← ストーリーが始まります
彼女が良いレストランを知っていたの ← 情報のソースが客観的なことを説明します。
イタリア料理で、ランチが1000円 ← 具体的な内容です
量も多くて、美味しくて、コーヒーもついてたの ← ダメ押しです
店もとても素敵だったわ ← 安かろう、悪かろうという気持ちを先に抑えます
どうですか?
テクニックだらけですが、意外と、英会話はこのパターンでいくことが多いんです。
シンプル、スムーズ、パワフルなんでしょうね。