淡々と描写することで人物の深い感情、気持ちを表していく

先生は、「後悔について考えていた」と言って
Morrie: I was thinking about regrets.
お父さんの亡くなった時の話をはじめました。
警察から電話を受け、身元確認に行った時、
Morrie: Come down to the morgue...
and identify him.I looked at my father.
I didn't even cry.I've got tears for everything nowadays.
But I couldn't cry for him.
I couldn't forgive him.Morrie: 死体安置所に降り、、、
確認をおこなった。わしは父を見た。
わしは涙一つ流さなかった。今じゃ、なんにでも涙が出るのに。
しかし、わしは父には泣けなかった。
わしは父を許せなかった。
英会話を長いこと教えていますが、
この、
「起きたこと、目の前のことを
淡々と描写することで
人物の深い感情、気持ちを表していく」
という英会話の特徴が苦手な方が多いと感じます。
必要なことを漏らさず言う、
不要なことは省く
英語は、日本語とは違った方法での細やかさがあります。
それは、ある種の想像力や思いやりに関係しています。
淡々、シンプルに見える英会話の文の中に、
感情を汲み取っていくことも訓練だと思います。