英語のリスニングが苦手な人の特徴
私のクラスでは、「歌」をよくやります。
英語の歌は、たまに歌詞は難しいときもありますが、
「シンプルなフレーズでリスナーの胸に強く届く」
そんなパワーがありますので、
リアルな英語を感じるには、とても良いレッスン教材だと思っています。
気付いたことですが、生徒さんで、
「リスニングが苦手」という方には、ある共通の特徴があるんですね。
何だか分かりますか???
それは、
「 単語単位で聞こうとする 」ことです。
これは、フレーズの発声練習でも、同じことが言えますね。
単語単位で、切れ切れに発音してしまうんですね。
学校での英語の学習では読んだり書いたり、
英語を文字でしか触れなかったので仕方がありません。
でも、実際のフレーズでは、
・ 単語単体と、文の中では、全く違った発音に聞こえたり、
・ 3語ぐらいが、くっついて話されたり、
・ 大事な言葉とそうでない言葉では、音やスピードが極端に違ったり、
そんなことばかりです。
結局、英語で会話をしようとしたら、
このような「ネイティブが話す」ように話したり、聞いたりできないと、
なかなか通じにくいことがあるわけなんですね。
せっかく、単語、文法を知っていても、
それを文字だけでなく「 音 」として表せないと、うまく通じないわけですね。
英会話スクールでは、「英語の知識」だけでなく、
このような「ネイティブの会話の特徴に慣れる」ことも大事なんですね。