がんばろうと思って、しばらく懸命に勉強を続けてきたけど

望むほどの成果が見られない。

それどころか、ぜんぜん進歩が見られない。

そんなとき人は、「一旦、この勉強をやめよう」と思います。

英語の望みは人それぞれです。

でも、懸命に勉強をつづけて、望みにちかづこうとしていても

望んでいるのが、実は

ぼんやりと、なんとなくだったり、

明確だけど、望みが高すぎたり、

べんきょうしていることと、望んでいる方向が違っていたり、

もし、あなたが良い指導者のもとで勉強を続けていて、
それでも、「ぜんぜん進歩を感じられない」と不安を感じるのであれば、

それは、指導者とあなたの間で「レッスンの狙い」がずれていることが原因です。

指導者は、上達の道筋を持っていて、あなたをそこに導くように指導していきます。

段階ごとに、必要な技術は異なります。

最後はすべて必要だとしても、技術の習得にはそれぞれ適した順番があります。

そして、どの段階にも共通な見方、考え方、気持ちの持ち方があります。

指導者がスタートからゴールまで見通して指導を行うのに対し、
生徒は、スタートから今までの過去の自分しか見ていません。

今からゴールまでの自分は、想像しか出来ません。

想像さえもできないことが普通でしょう。

英語の勉強なら、そもそもゴールなどないのかもしれません。

指導者は、ことばをいろいろと変えて、「狙い」をあなたに伝えていきます。

あなたがぼんやり聞いているところに、指導者の「狙い」がたくさんふくまれています。

ただ、あなたには「これからの未来」が見えないので、
その「狙い」がよくわからず、ぼんやりとしか聞こえないでしょう。

どうしたら良いのでしょうか?

生徒に必要なことは、指導者の「狙い」に気づくことです。

「狙い」が少しでもわかると、

レッスンの意味がわかります

今日おこなう練習の意味がわかります

ゴールを意識して勉強ができます

真の上達の姿がイメージできます

「狙い」がわかることで、勉強の意味がはじめて出てくるのです。

指導者の「狙い」に気づく方法は、

あなたがレッスンの場で「貪欲(どんよく)」になることです。

生徒はレッスンで「受け身」でいてはいけません。

いつも、「今日こそは、秘訣をぬすみとる」という気持ちで、
レッスンの狙いを理解しないといけません。

今日のレッスンの意味を注意深く聞き取り、
「狙い」が見えなければ、質問して確認することです。

もし、あなたがレッスンでぼんやりしているなら、そのレッスンの感想はきっと、

「今日は何を教えてくれるのかなぁ?」、

「今日のレッスンはつまらなかったなぁ」

「今日のレッスンは大変だったなぁ」

「難しかった、よくわからなかった、楽しかった」

こんな感じでしょう。

でも、「狙い」がはっきり分かれば、そのレッスンの感想は、

「これを勘違いしていた、これが大事なんだ」

「これを練習するんだ、ここを理解するんだ」

「これができると、次はこれができるんだ」

など、自分で勉強する方法がわかり、
次のレッスンまで上手くなるように勉強しておけるわけです。

こどもの勉強とおとなの勉強は、異なります。

こどもの勉強は、おもに知識の収集です。
インプットです。
おとなの社会に入るために、たくさんのことを知ることです。

おとなの勉強は、社会への貢献です。
アウトプットです。
自分が勉強して成長して、自分を含む誰かの役に立つことです。

自分自身、子供、家族、知人、近所、人間関係、社会、
あなたの身の周りのだれでも良いのです。あなたのためでも良いのです。

あなたの英語の勉強は

知識の収集ですか?インプットですか?こどもの勉強ですか?

それとも、

社会に役立つですか?アウトプットですか?おとなの勉強ですか?

こどもの指導者は、インプットのための指導を行います。

おとなの指導者は、アウトプットのための指導を行います。

英語が伸び悩んでいると感じたとき、思い出してください。

私は、おとなの勉強をしているのか?

私は、成長して自分を含む誰かの役に立つか?

私は、ゴールをイメージできるか?

私は、指導の「狙い」をぬすむことができたか?

私は、「狙い」を自分の勉強に活かしているか?

こどもの勉強はインプットです。

インプットには、みな、限界があります。

おとななのに、インプットだけなら行き詰まるのはあたりまえです。

アウトプットもないので、フラストレーションもたまります。

「知っている、知らない」だけが満足の対象です。

おとなの勉強はアウトプットです。

アウトプットの限界は、あなたの器そのものです。

限界は、あなた自身が決めることになります。

アウトプットとは、表現力です。

あなたの全てを、ただ英語という道具を介して表現するのです。

あなた自身にくらべたら、英語はただの道具になるのです。

あなたが、英語をつかうとき、

あなたの英語に興味があるのは、おなじ日本人だけです。

あなたが、英語をつかうとき、

ガイジンはあなたに興味があるのです。英語ではないのです。

だから、おとなの英語の勉強はアウトプットが大事なのです。

そして、あなたは

自分が勉強して成長して、自分を含む誰かの役に立つことができるのです。

自分自身、子供、家族、知人、近所、人間関係、社会、
あなたの身の周りのだれでも良いのです。あなたのためでも良いのです。

これが、

どの段階にも共通な見方、考え方、気持ちの持ち方です。

これが、

私のレッスンの大きな「狙い」なのです。

(洋書で英語)モリー先生との火曜日 Tuesdays with Morrie: An Old Man, a Young Man and Life's Greatest Lesson